就職活動や転職活動をしたことあるみなさんは、一度はインターネットで「ブラック企業」「ホワイト企業」と調べたことがあるのではないでしょうか?
私も採用試験を受ける際には、企業の口コミサイトでこれから受ける企業はブラック企業なのかどうかを検索していました。
就職活動をしているみなさんは、もちろんブラック企業には就職したくないと思っていますよね?
「ブラック企業」と「ホワイト企業」の両方を経験した私が、あなたに合った会社を見つける方法をお届けしていきます!
ブラック企業・ホワイト企業とは?
まず、そもそも「ブラック企業」と「ホワイト企業」の違いは何なのでしょうか?
「ブラック企業」の定義を調べてみると…
従業員の人権を踏みにじるような全ての行為を認識しつつも適切な対応をせずに放置している企業
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2018年10月25日13時(日本時間)現在での最新版を取得。
この定義から考えると、私が一社目に入った会社は、労働環境を改善しようとする意志は感じられず、適切な対応も取られなかったので、ブラック企業と言えるかもしれません。
休日出勤やサービス残業たっぷり!離職者もたくさんでした!笑
では、反対の「ホワイト企業」の定義を調べてみると…
就職活動を行うに際して、入社後に福利厚生が整っていたり離職率が低いなどから入社することが好ましいとされている企業
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2018年10月25日13時(日本時間)現在での最新版を取得。
私が二社目に入った会社は、福利厚生もばっちり整っていたので、いわゆる「ホワイト企業」だったと思います。
あなたは「ブラック企業」or「ホワイト企業」どちらで働きたい?
この質問を投げかけられたら「ホワイト企業」と答える方が圧倒的に多いのではないかと思います。
当然、働きやすい環境が整っている企業で働きたいですよね!
しかし、私がもしこの質問を投げかけられたら、「どちらでもない!」と答えさせていただきます。
私ももちろん、労働環境が極悪な「ブラック企業」では働きたくありません…。
しかし、働きやすい環境が整っている「ホワイト企業」だからと言って、それだけでは働きたいとも思いません。
「ブラック企業」「ホワイト企業」という言葉に惑わされすぎていませんか?
私が、就職転職活動をして思うのは、世の中「ブラック企業」「ホワイト企業」という言葉に惑わされすぎているということです。
就職活動をしていた時も、友人からあの会社は「ブラック」だから…という話をよく聞きました。
しかし、私は結局世の中で「ブラック企業」と呼ばれる会社で5年半ほど楽しく働いたし、「ホワイト企業」と呼ばれる会社では半年しか続きませんでした…。
つまり「ブラック企業」だからダメ「ホワイト企業」だから良いということはないと思うのです。
自分に合った会社の見つけ方
ここで注意していただきたいのは私は、人権を無視し自殺や精神的な病になるまで従業員を追い込むような劣悪な企業を許しているわけでも「ブラック企業に就職しよう!」と言いたいわけでもありません。
今就職活動や転職活動をしているみなさんには、どうか「ブラック企業」「ホワイト企業」という言葉だけに惑わされないでほしいのです!
働く際に労働環境はとっても大切です。
しかし、労働環境が良いからといって長くずっと働けるわけではありません。
自分に合った会社を見つけるには「自分にとって生きる上で何が大切かよく考えること」が最も重要だと思います。
「仕事を決めるだけなのに、生き方まで考えるの!?」と思うかもしれませんが、仕事は生活の大部分を占めています。
仕事がうまくいけば生きるのも楽しくなる、楽しく生きていれば仕事も充実してきます。
例えば、単純にお金が大切ならば給料が良い会社、プライベートが大切なら残業がない会社と考えていくことです。
ここで大切なのは、自分のとって大切なことを一つだけ選ぶということです。
人間は欲張りな生き物なので、つい「給料もプライベートも大切!自分の希望条件が全て叶う会社で働きたい!」と思ってしまいます。
しかし、あれもこれもと自分の大切なものがたくさんあると、働いている中で必ず不満が出てきます。
逆に自分の大切なものがひとつあれば、他に嫌なことがあっても頑張ることが出来るのです!
私も、新卒で入った1社目は、理不尽なことが本当にたくさんあって、嫌なこともたくさんありました。
しかし「地域の人たちを元気にしたい!地域活性化のために頑張っている!」という気持ちがあったので、どんなことがあっても自分に自信をもって仕事をすることが出来ました。
私にとっては「自分のしたことが誰かの役に立っている」と直接感じられることが、生きる上で大切だったのです。
就職活動をする際は、ぜひ自分が生きる上において何が大切か考えてみてください。
そうすれば、あなたが働きやすいあなたに合った会社が必ず見つかると思います。
ネットや周りの意見に流されず、信念を持ってあなたにとって何が大切かしっかり考えてみてください!